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爽やかだったり、鬱だったり。ええ、そううつってやつです。 苦節9年、2014年にやっと、正式に双極性障害の診断が下りました。 鬱とフラットをラピッドに繰り返して、滅多に「爽」や「軽躁」になりません。
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2年ぐらい前のブログの下書きに、「子供たちから見て楽しそうに見えない」とあった。これは、親という立場の人間の、大切な努めとして、子供が「生きることは楽しい」と感じるのを助けるということがあるのだが、私には笑顔もあまりなく、生きていて楽しそうに見えないので、この状態は良くないという思いを記したのだと思う。
そんな私が今では、子供から見て楽しそうに見えることや、笑顔でいることが多くなった。

子供達の目に、私はどんなふうに映るのか、それ1つとっても、寛解へ向かっていることがはっきり表れている。
治療を始めてから3年ぐらいは鬱がひどくて、それを子供にさとられないようにするのが大変だった。子供達の年齢はまだ10歳未満という、母親の影響が大きい頃である。だから母親から、「生きることは辛く苦しいこと」というオーラというか無言のメッセージが出ていては非常にまずいのである。
3年目以降は、ぐっと寛解に向かい、以前のように病気であることをひた隠しにするのではなく、普通にしていて別段病気には見えないようになったから、だいぶ楽になった。これで自分を「母親失格」と責めないで済むようになった。しかし、ある日冒頭のようなことに気づいたのである。辛そうには見えないのは良いけど、楽しい様子も少しもないと。
ところが今気づいてみると、ちゃんと楽しそうな顔の私がここにいるではないか。いつのまにか笑顔が出るようになっていた。そう気づき、嬉しく思う。
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